昼の時間帯って、
なぜか油断してしまう。
仕事の区切り、
家事の合間、
昼飯を食べながら、
なんとなくテレビをつけてしまう。
そんな「気の緩みゾーン」に、
NHKはとんでもない爆弾を投下してくる。
そう、
お昼12:30から再放送されている朝ドラ。
「マッサン」
昼だぞ?
真っ昼間だぞ?
それなのに、
夜にウイスキーを飲む未来を
確定させにくる。
これを罠と言わずして、
何と言うのか。
昼は健全。
夜は不健全。
その境界線を、
お昼12:30に壊してくるNHK。
そんな話が、
今日の本題への前フリです。
昼12:30にウイスキーの種を植えられる恐怖
マッサンを昼に見る。
これ、
思っている以上に危険です。
なぜなら、
その場では飲めないから。
昼だし、
仕事もあるし、
理性はまだ残っている。
でもね、
脳にはしっかり刷り込まれる。
ウイスキー作りに人生を賭けた男。
水にこだわり、
樽にこだわり、
時間に耐え、
金も信用も失いながら、
それでも前に進む姿。
これを昼飯食いながら見せられると、
どうなるか。
夜、
ほぼ確実にこうなる。
「今日はウイスキーでいいか」
いや、
正確には
「今日はウイスキーじゃなきゃダメだ」
に変わる。。。
昼12:30に種を植えられ、
夜に収穫される。
マッサンは、
そういうドラマです。
マッサンを見るとハイボールじゃ済まなくなる理由
軽く飲もう。
最初はそう思う。
だからハイボール。
炭酸で割って、
スッキリ飲むつもりだった。
…はずなのに。
マッサンを見ていると、
だんだん違和感が出てくる。
炭酸、
いらなくね?
氷、
邪魔じゃね?
そう。
マッサンの世界観は、
誤魔化しを許さない。
時間をかけて、
削って、
耐えて、
それでも残ったものだけが価値になる。
そんな物語を見せられたあとに、
チャチャっと割った酒を飲むのは、
なんだか失礼な気がしてくる。
結果、
「ストレートで、ちびちび」
これに落ち着く。
飲むスピードは遅い。
でも、
満足度は異様に高い。
マッサンを肴にするウイスキーは、
量じゃない。
時間だ。
朝ドラ再放送なのに、夜専用コンテンツな件
冷静に考えると、
おかしいんですよ。
お昼12:30。
主婦層、
在宅ワーカー、
昼休みの会社員。
そんな人たちに向けて、
ウイスキーの情熱物語を流す。
完全に
夜への仕込み。
その証拠に、
マッサンを見終わった夜って、
なぜかこう思う。
「今日はちょっと、いい酒でいいよな」
理由は特にない。
頑張ったわけでもない。
でも、
昼に見た物語が、
背中を押してくる。
ウイスキーって、
味を飲む酒じゃない。
物語を飲む酒なんだと、
マッサンは教えてくる。
しかも昼に。
じわじわ効くタイプの教育番組。w
結局、昼に仕込まれて夜に飲むのが一番うまい
昼12:30。
マッサンを見る。
その時はまだ、
飲まない。
でも、
夜。
グラスを用意して、
ボトルを開ける頃には、
すでに負けている。
これは意思の弱さではない。
演出の勝利だ。
NHK、
恐ろしい…。
明日もきっと、
お昼12:30に再放送がある。
そしてまた、
夜のウイスキーが
「一段とうまくなる」
そんな未来が、
もう見えてしまっているのです。


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