最近、飲み会の席で気づいてしまったんです。
乾杯の合図とともに「ビール!」って声が昔より小さくなってるんですよね。
代わりに増えているのが「チューハイで!」という声。
なんというか、あの黄金の泡の時代が静かに幕を下ろし、
シュワッと軽やかな果実の風が広がっているような感覚。
いやぁ、世の中の流行り廃りってのは恐ろしい。
だって僕、昔は「ビール以外は酒じゃねぇ!」なんて吠えてたタイプですからね。
今思うと恥ずかしい黒歴史。
まさか自分もチューハイ片手にドヤ顔する未来が来るなんて、
過去の僕に土下座して謝りたい気分でございます。
それにしても、なんでこんなにチューハイ派が増えてるのか?
今日はその謎を解き明かしていこうじゃありませんか。
1. 若者よ、苦いのはもう古い!?
ビールと言えば「最初の一口がうまい!」で有名ですけど、
その後はどうですか?
正直なところ、あの独特の苦味に顔をしかめる人も少なくないんですよね。
特に若者。
「最初の一杯はビール」って、もはや昭和の呪縛じゃないかって思うぐらい。
一方でチューハイはどうか。
レモン、グレープフルーツ、桃、リンゴ・・・選び放題!
しかも甘い系からスッキリ系まで揃ってるから、
苦味に弱い若者でもスイスイ飲めちゃう。
要するに「とっつきやすさ」では完全勝利してるんですよ。
しかも最近のチューハイってアルコール度数が地味に強いんですよね。
気づかぬうちにベロベロになる仕様。
まさに **悪魔の炭酸ジュース**。
そりゃあリピートする人も増えるわけですわ。
2. 健康志向ブームとチューハイの相性
ここ数年で急加速した「健康志向ブーム」。
糖質ゼロ、プリン体ゼロ、カロリーオフ・・・
ビールも頑張ってますけど、
チューハイ業界の追い上げがすごいんですよ。
「糖類ゼロ」や「人工甘味料不使用」のチューハイなんて普通に売ってる。
しかも果実感を全面に出してるから「ジュース感覚で罪悪感なし!」ってイメージ戦略がハマってるんです。
気づけば「今日は健康的にチューハイで♪」なんて謎の言い訳をして飲んでる人、多数。
いやいや、結局アルコール摂ってるやん。
・・・ってツッコミは野暮というもんです。
3. コスパの時代、財布に優しいチューハイ
ビールって地味に高いんですよね。
居酒屋だとジョッキ一杯600円とか普通にある。
しかも一気にゴクゴク飲んじゃうから減るのも早い。
財布から消えていくスピード感がエグい。
その点チューハイは、缶で買えば1本100円台からゴロゴロあるし、
味もバリエーション豊富。
コスパ最強で家飲み需要とガッチリ合致。
リモート飲み文化が根付いた今、
チューハイが家庭の冷蔵庫に並ぶのは自然な流れだったんですな。
4. そして僕も、チューハイ派に…
昔は「とりあえずビール!」って声高に叫んでました。
でも今や僕、居酒屋で最初からレモンサワー頼んでるんですよ。
しかも2杯目もレモンサワー、3杯目もレモンサワー。
あの頃の僕が見たら全力で土下座させられることでしょう。
ただし言わせてください。
やっぱりチューハイの魅力は **「自由度の高さ」** なんですよ。
今日は甘い系、明日はスッキリ系、週末はアルコール9%でぶっ飛ぶ!
その日の気分で選べるお酒って、考えてみれば最高じゃないですか?
そして最後にひとこと。
昔「ビール以外は酒じゃない!」って豪語してた僕ですが、
最近はチューハイ飲みながらこう思うんです。
「結局どっちもうまけりゃ正義やん!」

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